1954-10-07 第19回国会 衆議院 水産委員会 第38号
現在は御承知のように供米が非常に盛んになつておりますので、従つて中金としては一時的に相当金は集まる、こういうことになつております。その金が短期に回収できるというような前提のもとに、私どもは一時のお世話はできる状態にある、こう申してよろしいのではないか。短期にかつ確実に回収して、翌年の営農資金に向け得るというような条件のもとにおいて一時運用するということは、私どもとしては考えております。
現在は御承知のように供米が非常に盛んになつておりますので、従つて中金としては一時的に相当金は集まる、こういうことになつております。その金が短期に回収できるというような前提のもとに、私どもは一時のお世話はできる状態にある、こう申してよろしいのではないか。短期にかつ確実に回収して、翌年の営農資金に向け得るというような条件のもとにおいて一時運用するということは、私どもとしては考えております。
従つて中金の段階には直ちに資金需要という形において反映いたしませんけれども、法律的に安い長期の金を出そうという措置でありますが、これはやはり打切りの段階、月末に至れば相当の実際の貸出が現われるものと、そう見通しを付けております。
従つて中金の扱いの方針といたしましては、県の行政下にある信連と県の間で損失補償をして頂いて、信連は御自分の資金の点もありまして、足らん部分を中金に仰ぐものもありますし、又全面的に最初から県と損失補償を、当事者は信連になつておりますが、その信連に出す金は中金に借りに来る。こういう二つの場合があります。いずれにしても中金においてこれを削減するとか、さような考え方は今日までいたしたことはありません。
従つて中金といたしましては、やはり何とか自己資金をできるだけ凶作対策になるような形に一つお廻しを願いたい、こういうのが我々が調査に参りました地帯のいろいろ農民の希望なんです。そこでそういうふうな先ずお考えがあるかどうか一つお伺いいたしまして、次に又二、三の点について質問したいと思います。
従つて中金としては本来のその使命に従つて、この二十億は中金独自の立場において運用せしめるべきなんです。そこで今申し上げましたように、せつかく百億出資するというのならば、そんなけちくさいことをしないで、百億は百億現金としてこれをとこかく出すべきなんだ、ある方面からの要請もあるし、特にまた麻生炭鉱さんには特別な融資の道も開いてあるわけだ。
従つて中金としても、漁業に対する認識がないわけではないのでありますが、やはり金融機関の立場からもまた漁業協同組合に対するいろんな考慮から、どうしても預金と見合せて資金を出すというようなことになりますので、勢い漁業に対する融資が、何か農業に対する融資に比して、まま子扱いをされておるというような状態が見えるのでありますが、一方われわれは、これに対して、やはり漁業協同組合の自己蓄積という面から、もう一度反省
従つて中金は直属団体の資金需要にも応じかねるという場合があるのであります。そういうときに中金の保証制度というもので、直属団体に他の金融機関から資金をまわして来るということも、一つの手だろうと思うのでありますが、しかしこういうことではたして他から思うような資金がまわるかどうかわかりません。